【陰陽座】鬼を題材にした楽曲7作品を紹介

陰陽座 鬼滅の刃 陰陽座

12月5日から放送が開始された「鬼滅の刃 遊郭編」。

AimerによるOPテーマ「残響散歌」がオリコン週間デジタルシングルランキング及びオリコン週間ストリーミングランキングで1位を記録するなど、すでに盛り上がりを見せている。

というわけで(?)、今回は陰陽座の楽曲の中で『鬼』をテーマにした作品を紹介する。

TVアニメ「鬼滅の刃」 遊郭編公式サイト

楽曲紹介

「鬼」

1stアルバム「鬼哭転生」に収録された楽曲で、タイトルはそのままズバリ「鬼」。

この後に紹介する2作品も同じアルバムに収録されたものだが、1stアルバム「鬼哭転生」はアルバムタイトルに『鬼』の字が入っていて、アルバムに収録された作品も『鬼』をテーマにしたものが多い。

鬼とは人の心の中に潜むもの”という、以降の陰陽座の作品にも通じる内容が歌われている。

「鬼斬忍法帖」

陰陽座の忍法帖シリーズの記念すべき第1作目の作品。

別の記事でも語っているが、忍法帖シリーズの原点にして至高と個人的に評価している作品。

先に紹介した「鬼」が“鬼とは人の心の中に潜むもの”という内容なら、こちらは“自分の心に棲みついた鬼を自らの魂の力で断ち切る”という内容の作品だ。

「百の鬼が夜を行く」

タイトルの通り『百鬼夜行』をテーマにした楽曲。

この作品の『鬼』は異形のもの、あるいは人ならざるものを指している。

全体的におどろおどろしく怪しげな曲調でありながら、お祭り騒ぎのような雰囲気もあり、まさに『百鬼夜行』と言える作品。

最後まで曲を聴くと、怨霊となった菅原道真の祟りを表現した作品であることが分かる。

「羅刹」

ヘヴィで疾走感のある曲の中に、和風のメロディがうまく取り入れられた陰陽座らしい楽曲。

『羅刹』とはヒンドゥー教の鬼神ラークシャサのことであり、後に仏教に取り入れた際には『羅刹天』として守護神となった。

歌詞は“怨み”や“憎しみ”といった負の感情を爆発させるような内容になっている。

「鬼ころし」

「鬼ころ(殺)し」というタイトルが「鬼滅の刃」の『鬼殺隊』を連想させられる作品。しかし内容は全く別物(当たり前か)。

鬼を滅ぼしたところで人が残り、結局世は鬼で満ちる”という内容の歌詞が、最初に紹介した「鬼」の“鬼とは人の心の中に潜むもの”という内容に通じる

「酒呑童子」

『酒呑童子』は、現在の京都府にある大江山に住んでいたと伝わる鬼の頭領のこと。

『FATE/Ground Oder』などで知っている人も多いだろう。

作品としては、伝承に基づいて『酒呑童子』のことを歌いながら、陰陽座自身のことを表現した内容にもなっている。

「鬼一口」

『鬼一口』とは日本の説話において、鬼が一口にして人間を食い殺すことをいう。

代表的な話としては、平安時代初期の歌物語『伊勢物語』第6段の「芥川の段があり、これが陰陽座の「鬼一口」の題材になっていると思われる。

まとめ

妖怪ヘヴィメタルバンドに相応しく、『鬼』を題材にして様々な作品を制作している陰陽座。

“鬼とは人の心の中に潜むもの”という考え方は、全ての鬼が元々は人間だった「鬼滅の刃」に通じる部分があるようにも思える。

この記事で陰陽座の曲に興味を持ってもらえれば幸いだ。

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