信州の民話「雉子も鳴かずば」を題材にしたボカロ曲MV公開

音楽

3月1日初音ミクのオリジナル曲「鳥を悼む歌」のMVをYoutubeで公開しました。

本作品は信州の民話「雉子も鳴かずば」の物語を初音ミクの歌で表現したもの。
民話「雉子も鳴かずば」の内容は下記の通り。

昔、川の氾濫で母を亡くした貧しい父と娘がいた。ある日父は、病気にかかった娘に赤飯を食べたいとねだられ、地主の倉から少しの米と小豆を盗む。赤飯を食べて元気になった娘は、その喜びを歌ってしまう。
ある時また川が氾濫するため、村人たちは囚人を人柱にすることにした。その時娘の歌を聞いていた村人が盗みに気づき、父を人柱にすることにした。
父を失った娘はそれ以来、悲しみのあまり一言も口をきかなくなってしまった。
それから年月が経ったある日、娘がたたずんでいると、近くで鳴いたキジを狩人が鉄砲で撃ち落とす光景を目にした。
「キジも鳴かずば、撃たれまいに」と言って、娘は冷たくなった雉を抱いてその場を去ったという。その後、娘の姿を見た者はだれもいなかったが、村では二度と人柱をたてることは無かったという。

「雉子も鳴かずば」については、ネットで調べればすぐに出てくるので、より詳しく知りたい人は自分で調べてみることをおすすめする。

「雉子も鳴かずば」の物語については下記の動画もおすすめ。

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